2019-01-01から1年間の記事一覧

故郷の休暇村「讃岐五色台」

故郷の休暇村「讃岐五色台」 2019/09/01 7月末から8月中旬にかけて、娘のところと私の家を行ったり来たり、かなり頻繁だった。 もう一度ゆっくりと静岡へ出掛けるつもりにしていたが、孫とも充分つきあったし、学校も早くになったので、またどうしてもとい…

句帖を拾ふ(2019/09)

句帖を拾ふ(2019/08) 2019/09/01 1 菖蒲(花菖蒲) Japanese iris 花菖蒲 底抜けに明るき庭や 花菖蒲 the garden extremely full of light; Japanese irises 一日を倦まず眺めて菖蒲園 not getting bored; viewing Japanese irises around the garden 2 扇風…

孫たちの夏休み滞在日記

孫たちの夏休み滞在日記 2019/08/25 十河智 1 皆さんのおうちも同じでしょうね。 お盆にしか移動できない家族が帰ってきます。いつもの静かな二人暮らしが、しばらく賑やかになり、多分頑張りすぎて疲れきるのでしょうが、来る前から祖父母はそわそわ、冷蔵…

日本薬剤師会の学校薬剤師向けの研修会 ………… 東京品川でありました。

日本薬剤師会の学校薬剤師向けの研修会 ………… 東京品川でありました。 2019/08/03一 何となく台風に脅かされながらも、支障なく、新幹線に乗り、また静岡へ向かっている土曜日。 最近は研修会もあまり出掛けなくなっているのだが、かなり早くから、東京品川で…

句帖を拾ふ(2019/07)

句帖を拾ふ(2019/07) 2019/08/01 十河智1 泉 spring, fountainう日の射して木立の間の泉かな a fountain surrounnded by a grove; in the sunlight 泉よりきらめき充ちて金の斧 a golden ax; filled with the glitter from a spring 2 滝 waterfallこの小さ…

【南アルプスの西・東】 関東へ甲信越へ夏鴬 第二章

【南アルプスの西・東】関東へ甲信越へ夏鴬 第二章 山梨県と長野県を行ったり来たりしました。 1 薬学部同窓会……山梨県北杜市小淵沢町〔小淵沢へ〕 あの飯田市への旅からほぼ一か月後、今度は南アルプスの東側の小淵沢で、薬学部の同窓会があった。小淵沢は…

G20直前、梅雨の晴れ間のコンサート

G20直前、梅雨の晴れ間のコンサート 2019/07/02 大阪で、G20直前の2019年6月28日、西宮の兵庫県立芸術文化センター、神戸女学院小ホールにて 有馬みどりピアノリサイタル ~ ベートーベン ピアノ・ソナタ 全曲演奏会シリーズ Vol.Ⅶ ~ が、開催さ…

句帖を拾ふ(2019/06)

句帖を拾ふー(2019/06) 2019/07/01 十河智 1 夏至 summer solstice夏至の日の沖縄スキンダイビング the Day of summer solstice in Okinawa; skin-diving 夏至の日の暮れ切るまでを遊びをり summer solstice; spending the time playing completely until su…

【南アルプスの西・東】 関東へ甲信越へ夏鴬 第一章

【南アルプスの西・東】関東へ甲信越へ夏鴬第一章 長野県下伊那(飯田市、天竜峡)いつも年に一回する大学時代のクラブ仲間の旅がある。今年は、研究テーマが防災と町作りという 教授が紹介してくれた、天竜川沿いの長野県下伊那地方の市や町の地域活動の活…

静岡でいろいろと。

静岡でいろいろと。【つい先頃、また静岡の娘のところへ。】 娘と二人の東京デート。 浜松国際ピアノコンクール入賞者のコンサート。 伊豆旅行の弟一家を静岡でもてなすこと。 いろいろと予定を詰め込んだ静岡行きでした。一 旅の途中[コミセン祭り] 雲行…

句帖を拾ふ(2019/05)

句帖を拾ふ(2019/05) 2019/06/01 十河智1 平成三十一年大晦日(四月三十日) 黄櫨染の袍の歩みや退位の日 令和元年元日(五月一日) 平穏に喜びに満ち即位の日 テレビを見ていると、大晦日、元年元日、などと言って騒いでいる。思い付かなかったが、なるほど…

「遠くの声」 藤本夕衣 を読みました。

「遠くの声」 藤本夕衣 を読みました。 2019/05/29 夕衣さんは「ゆう」で、田中裕明の教えを受けることになったが、、それがたった一年という短期間で断たれる。 「ゆう」終刊号、田中裕明主宰追悼号を読み返した。夕衣さんは、句会での最初の出会いから「先生…

北大路翼さんの「生き抜くための俳句塾」を読みました。

北大路翼さんの「生き抜くための俳句塾」を読みました。 2019/05/22 北大路翼さんの「生き抜くための俳句塾」を読みました。 〈夏井いつき先生驚愕!!〉という帯がついていて、この取り合わせも面白かった。お二人の、俳句の裾野を広げる姿勢が、夏井先生が…

福永耕二論「墓碑はるかなり」仲栄司著、を読みました。

福永耕二論「墓碑はるかなり」仲栄司著、を読みました。 2019/05/11 俳句の世界で身を捧げたというべき人、福永耕二論「墓碑はるかなり」仲栄司著をかなり時間をかけて読んだ。 著者の綿密な取材により、福永耕二と、周りの俳人たちの姿が、よく見えてくる本…

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク 2019/05/07その一 娘の一家が、この連休は来ないと思っていたが、3泊だけ来るという。だんだん孫が大きくなって、いろいろと忙しいらしい。孫が来るとなると、つい多く買い物をし過ぎてしまう。そこへ賞味期限3日という鰹のたたきが柵…

百周年と縁ということ

百周年と縁ということ 2019/05/07つい最近京大の花山天文台という施設が百年で閉鎖されるという記事を見ていた。一度しか行ったことがないのだが、山科へ京都から抜けるときは思い出していたところである。その施設が閉鎖されるときいて少し感慨に耽っていた…

句帖を拾ふ(2019/04)

句帖を拾ふ(2019/04) 2019/05/01 十河智1 シクラメン cyclamen鉢ひとつ空気華やぐシクラメン a potted cyclamen; brightening the atmosphere up 恥じらふや開花目前シクラメン showing shyness at the time of flowering; cyclamen 2 ヒヤシンス hyacinthヒ…

合間に気楽に読めた本二冊

合間に気楽に読めた本二冊。 2019/04/28俳句と化学、どちらも私が深く入り込んだ分野の紹介の本である。そしてどちらも借り物で、そのとき限りの本である。角谷昌子著「俳句の水脈を求めて」 俳句の方は句会で貸してもらったもの。著名な俳人たちの目指した物…

坪内稔典さんのお話を聞く

坪内稔典さんのお話を聞く 2019/04/28 昨日は、関西現代俳句協会の総会と講演会があり、講師が坪内稔典さんだった。お話が面白いと聞いたことがあって、講演会だけに、出ることにした。三時からなので、11時に出て、充分に間に合う筈であった。 ゴールデン…

薬師寺へ何十年ぶりかで行きました。

薬師寺へ何十年ぶりかで行きました。 2019/04/28 用事があって、何時も一緒に出掛ける友人がやって来ました。どこかへ出掛けたい天気のいい日でしたから、奈良の薬師寺に行こうと誘いました。 薬師寺には長いこと行っていません。西塔が再建されたと聞いてい…

テロの恐怖

テロの恐怖 2019/04/24復活祭ミサへ自爆の男来て Eaester mass; a suicide bombing terrorist has come 春の雷モスク銃撃報復と spring thunder; a revenge for the shooting incident at the mosque in New Zealand 花の宴テロの心配ある日本 cherry-blosso…

負担に思わず、邪魔にもならず。   2019/04/10

負担に思わず、邪魔にもならず。 2019/04/10俳句も色々なところをさすらいながら、三十年ほどやってきた。 実人生(?)にも大きな変遷を経験しつつ、いつも脇には俳句があった。負担にも思わず、邪魔にもならず、ただ、自分の表現の一部として出てくる俳句…

佐保姫に会いに行きます。 2019/04/07

佐保姫に会いに行きます。 2019/04/07 佐保川を堤の桜がこの日こそ満開だろうと、混むかもしれない土曜日だったが、行くことにした。 桜の前に奈良の端っこ、登美ヶ丘に住む人と会わなければならなかった。 鳴門時代の同僚で、また、佐保川堤の桜の見事さを…

加茂川、宝ヶ池へ花見に行きました。2019/04/05

加茂川、宝ヶ池へ花見に行きました。 2019/04/05 花見をしました。今年になってはじめてです。 場所は加茂川、出町柳駅の叡山電車改札前に集合しました。 高校の時の女子同窓生九人が、加茂川と宝ヶ池公園を散策しました。写真はスマホの充電切れであまり撮…

「漢字とアジア」 石川九楊著 を読みました。2019/04/03

「漢字とアジア」文字から文明圏の歴史を読む 石川九楊著 を読みました。 2019/04/03 十河智 この著者は東アジアに広く使われている漢字を通して歴史を考えると解るというのです。 歴史を「文体(スタイル)の積畳である」と定義したいと最初に述べています。…

句帖を拾ふ(2019/03)

句帖を拾ふ(2019/03) 1 春愁 sorrow of spring 春愁や方言棄てる覚悟して sorrow of spring; ready to dismiss the dialect 春愁や一人で暮らす三畳間 sorrow of spring; living alone in a small three-tatami room2 バレンタインデー Valentine’s Dayバレ…

静岡へ一泊二日ですが行ってきました。 2019/03/31

静岡へ一泊二日ですが行ってきました。 2019/03/31 1 静岡へ、ついでにあの友達に会いましょう。 先週の日月、急なことでしたが、娘のいる静岡へ、まだ小さい孫の守りに一泊だけのトンボ帰りで行ってきました。 一人の時は、交野まで車で送って貰い、直Q便…

「セレネッラ」【第18号・春の章】を読む  2019/03/29

「セレネッラ」 【第18号・春の章】を読む 2019/03/29 十河智今回は、セブンイレブンで、プリントしました。うまく出ました。 写真俳句は、二回目。中島葱男さんの写真は、メルヘンを掻き立てる窓辺のぶた。 全体の印象と好きな句、写真俳文への感想を述べ…

御神木、オガタマノキを初めて見る  2019/3/22

御神木、オガタマノキを初めて見る 2019/03/22第三日曜日は麦笛句会である。 三月の句会は、半年ぶりくらいに、骨折や介護で来られなかった人が参加、また選者のお一人、四ッ谷龍さんも、 旅の途中らしき出で立ちで立ち寄られ、大人数、部屋いっぱいになった…

向瀬美音句集「詩の欠片」を読みました。  2019/03/15

向瀬美音句集「詩の欠片」を読みました。 2019/03/15 十河智 俳句大学、Haiku Column でご活躍の向瀬美音さんの句集「詩の欠片」を読みました。 一つの俳句として、ご本人の作で、日本語・英語・フランス語の3言語で表された俳句が、一つのページにレイアウ…