預金口座を解約整理しました。
2024/08/27
十河 智
今日は、親が主人のために作った預金口座の解約に行った。
中国銀行は、瀬戸内海沿岸では、どの県庁所在地、主要都市にも支店があるのだが、近畿では大阪市の中央区平野町に一つだけ。
ここにこれも親の代から譲り受けた土地を駐車場業者に貸していた、その業者からの賃貸料が振り込まれていた。しかし支店も少なく、確認が不便なので、もうだいぶ前に、振込先を家に近い主人の主取引銀行に変えてもらっていた。相手は大きい会社なので、それほど手間でもなく、簡単に変更になった。
それで、もう何年もこの口座はほったらかしだった。今、私たち、身辺整理をする心境が強く、要らないものは切りに行こうと、車も乗れるうちにと、遠出を敢行したのだった。ほったらかしの口座でも、総合口座の総てを清算すると結構の額になる。今活用中の別の銀行の口座に振り替えて貰う。年寄りが整理のためというと、昔ほどいろいろとややこしいことは言わない窓口が気に入った。まあ世の中、相談や公表はしないけれど、きっと同じような案件が、毎日のように、銀行に来るのではと推測するのだ。夫婦の息があって、今日の仕事もうまく処理できたようで、晴れやかな気分である。
と、新聞を見ていて突然どこそこの株を買おうかといいだす。もうやめて欲しいわ、と突っぱねる。ゆっくりと慎ましく老後は過ごしたいものだ。主人も、昔そうであったようには勝手に株屋に電話注文はしなくなったが、気質のようなものは抜けていない。抑えが必要なこともあるのだ。
一つづつ身の回りをすっきりさせて、娘が困らないよう、身を退いて行きたい。