線状降水帯大暴れ
2021/08/14
十河 智
もう夏も過ぎて、その途端に大雨、洪水。暑くないのはいいが、ひどい災害が全国で起きている。木津川、寝屋川水系、生駒山地と災害が起きそうな地域でもあり、近隣の市町村から出される災害アラートがスマホを触っていると、何度も鳴り響く。テレビに映る京都の鴨川、河川敷が水に沈んで堤防いっぱいに川となって濁流が勢いづいている、こんな鴨川は初めて見るような気がする。テレビの中でのインタビューの人もそう答えていた。淀川や寝屋川はまだテレビの中継では見ていない。家の前の側溝は、雨になる前の日に、台風の強風で落葉が溜まっていたのを掃除したところだった。おかげで、家の前ではあふれることなく流れている。雨が小止みの間にポストまで出しに行ったが、掃除ができていないところでは溢れていた。このへんの降雨量も相当なものだったようだ。
ニュースでは大阪よりも京都寄りの降雨が凄かったようで、高槻や山科あたり、清水坂の土砂崩れが報道されている。
この雨はまだまだ続くようだ。明日は大阪府下もかなり降るらしい。大丈夫とは思わず、ニュース、警報には気をつけようと思う。
秋に入り線状降水帯とふ乱暴者(あばれもの)
土砂崩れ警戒区域近隣も
コロナ禍に川の氾濫打つ手無し
秋の豪雨一年分降る一日(ひとひ)
この秋の鴨川の水恐ろしき
青柿の風雨に健気投函す
側溝に塞がる秋の落ち葉かな
猛烈な雨を帰るや榠樝の実