岩本山のかぐや カフェに行きました。
2021/11/27
十河 智
今日は岩本山というところの展望カフェに連れて行ってもらいました。
いつも娘にお任せなので、行ってみないとどんなところか、見当も付きません。失敗はないのですが、本当に着くまで、何を食べさせてくれるか、どんな景色なのか、ドキドキ・ワクワクが、こんな年寄りにも起きるのです。
静岡は広い。食べ物も海の幸、山の幸、富士や伊豆の大観光地が土台の味に自信のある料理人やお菓子の職人。今日の目的地は、静岡市内から車で50分、パンケーキの店だそう。
少し高速に乗って、降りたところから、ほぼ富士山に向うらしく、富士が大きくお母さんのように、懐に飛び込むのを待ち構えてくれている。こんな美しい富士山、絵葉書でも見たことがない。実景で眼に焼き付いていく。予想できていなかったのと、圧倒されたのとで、行きは、カメラに納めることを思い出しもしなかった。スマホ修行がまだまだ足りない。
岩本山公園と、整備された公園になっていた。途中、ゴルフ場と射撃場への道標もあり、駐車場が見えた。人気スポットの土曜日は、結構大勢来ているようであった。山ではあるが、山奥ではない。射撃場というのが珍しく思った。
パンケーキがふわふわで美味しい店だった。お昼ごはんになるボリュームがあった。展望レストランになっていて、写真を撮った。蜜柑を売っていたと娘が買ってきた。お水はレモン水を持ってきた。表にみかん園があった気がする。
帰るときは、海沿いの地道を通ったが、高い防波堤で、景色は無味乾燥。高みの高速道路からのほうが眺めは良かったかも。富士山からの離れ際、娘が、「後続車がないから、富士山振り向いて撮ったら」、と車を一瞬停めてくれた。電線が邪魔したが、稜線のきれいな富士山がゲットできた。
両の手を広げおいでと冬の富士
静岡と思ふみかんの黄色かな
山腹に射撃場あり冬紅葉
駐車場横の果樹園柿落葉
蜜柑成る中に一つは檸檬の木
カフェかぐや蜜柑と檸檬捥いで売る
ぱんぱんにみかんをつめたひとふくろ
冬の富士見送るやうにありにけり