時間の無駄使い1
2023/02/27
十河 智
今日は時間の無駄使いをしてしまった。
主人の陶芸の先生が日展に出されるので、入場券を送ってくださった。会場は大阪の天王寺美術館が回収中のため神戸ゆかりの美術館と少し遠いところとなった。コロナで陶芸教室は休眠状態、久しぶりの先生からの御便りに、行かずばなるまいと意気込んで遠出した。券面をよく見ず、ネットとかで確かめもせず、ナビを頼りに、高速には乗らず、神戸まで行った。
それにしては人が少ない、そう感じつつ、向かいの駐車場にいれて、正面に回ったら、休館日の表示。
がっかりしつつも、お昼2時近いので、近くのサイゼリアへ入って昼食を取った。サイゼリアはやっていた。別に不思議ではないのだが、変に安堵の気持ちが湧いた。ゆっくりコーヒーまで飲んで、今日はこれで良しとするかと、また地道で帰ってきた。
淀川を渡る橋から、ひらかたパークの観覧車が見えると帰ってきたと思う。もう日が長くなったと思いつつ、ひらかたパークに灯りがつく頃になっていた。
また出かけなくてはならないのだが、明日は止めておこうと思う。なんとなく。
帰宅して、気付けば、床の間に長く活けていた桃が花を咲かせ始めた。それが嬉しい今日の発見。
六甲朧休館日に来てしまふ
日展のポスターの赤春夕焼
はるばると来てまた帰る朧月
帰り来て枚方パーク春灯
先生の陶を見ずして桃の花